食育だより

食育だより

「たべさせなきゃ」の食事から「一緒に楽しもう」へ

2025-11-20
食事の際の大人の関わり方は、子どもの食べる意欲に最も大きく影響します。 イライラしたり、怒ったり、急がせたりなど子どもにとって楽しくない雰囲気の中での食事は、子どもの食べたい意欲を低下させてしまいます。あたたかい見守りと声かけをすることで、子どもの食べたい意欲を高め、食事を楽しみな時間にしていきましょう。 

★共感と肯定の言葉を
「早く食べなさい」「こぼさないでね」という命令や禁止の言葉は、子どもを萎縮させてしまいます。それよりも、「もぐもぐ上手だね」「にんじん、赤くてきれいだね」「みんなと同じお魚だよ、おいしいね」と言った共感や肯定の言葉を大切にしましょう。

★子どもの「自分で食べたい」気持ちを尊重する
手づかみ食べやスプーンやフォークを自分で使いたがるのは、自立心と意欲の表れです。汚されると大変ですが、床に新聞やビニールを敷いたり、汚れてもよいスモッグを着せたりなど大人がイライラしない工夫をして、子どもの「やりたい!」 気持ちをあたたかく見守っていきましょう。

★子どもが食べないことを責めない
大人にも食欲がない日があるように、子どもにも食べたくない日があります。「一口でも食べられてえらかったね。」「今日はそういう気分じゃなかったんだね。」と、食べないことを受け止める姿勢も大切です。無理強いは、食事そのものを嫌いになるきっかけになってしまいます。

大豆製品を食べよう!

2025-10-01
大豆は「畑の肉」とも呼ばれるほど栄養満点な食材です。子どもの成長に欠かせない良質なたんぱく質をはじめ、食物繊維、カルシウム、鉄、ビタミンB群、イソフラボンなど、たくさんの栄養素が含まれています。ご家庭でも大豆製品を食卓に取り入れてみませんか? 

★食卓に大豆製品を取り入れるメリット★
  • 家計にやさしい 一般的に肉や魚に比べて安価なものが多く、食費の節約につながる。
  • 脂質を抑えてヘルシー 肉に比べて脂質、特に飽和脂肪酸が少ないため、健康的。飽和脂肪酸は過剰に 摂取すると、動脈硬化を進行させる原因の一つとなる、血液中のLDL コレステロールが増加する傾向がある。
  • 肥満の予防につながる 大豆製品は低カロリーなだけでなく、食物繊維を多く含む。食物繊維は、消化に時間がかかるため、満腹感が持続しやすく、食べすぎを防ぐ効果が期待できる。
  • 和・洋・中、どんな料理でも使える
和食:湯豆腐、揚げ出し豆腐
洋食:豆腐ハンバーグ
中華:マーボー豆腐
PDFはこちらから(中殿こども園の豆腐ハンバーグのレシピ付き)

野菜に親しみ、健やかな成長を

2025-08-12
8月31日は8(や)3(さ)1(い)の語呂合わせから、『野菜の日』とされています。野菜には体の調子を整えるビタミンやミネラル、お腹をきれいにする食物繊維がたくさん含まれています。野菜が苦手な子ども達も多いとは思いますが、工夫することで野菜に親しみ、おいしく食べることができます。 

野菜に親しみを持ち、おいしく食べることができる工夫

  • 積極的に食卓に出す
毎日の食事に野菜を取り入れましょう。色々な種類の野菜を出すことで、新しい味との出会いにつながります。 

  • 苦手な野菜も一口から
無理強いはせず、「一口だけでも食べてみようか」と優しく声をかけ、食べられたら褒めてあげましょう。 

  • 野菜に触れる機会を増やす
皮むきなどのお手伝いをしたり、プランターなどで簡単に育てられる野菜を一緒に育てることで、食への関心を深めることができます。 (園では今年は、5歳児さんと中玉トマトとパプリカを栽培しています。) 

  • 野菜についてたくさん話す
野菜に注目して、会話をすることで、野菜への親近感が芽生え、興味関心が高まります。(匂いや切った断面、野菜の中にある種の大きさや形など) 

  • 調理の工夫で食べやすくする
薄くて食べにくい葉物野菜は、芯を除いたり、食べやすく小さめに切って、柔らかく煮たり、ゆでたり、汁ものに入れたりなどしましょう。 
固くて、土臭さがある根菜は、ほっくりとなるまで長時間煮て、出汁で仕上げましょう。 (園ではお汁や煮物に入れる大根や人参、ごぼうなどの根菜は水から入れて、調理しています。) 
子どもの好きな味付け、または好きな食材と組み合わせておいしく食べましょう。(出汁をきかせたり、甘めの味付け、ツナや竹輪などを加える)

健康的なおやつの選び方

2025-07-18
おやつには、食事と食事の間のエネルギー補給として、子どもの成長をサポートする役割があります。しかし、選び方によっては、虫歯や肥満の原因になってしまうこともあります。 

★健康的なおやつの選び方のポイント★ 

①栄養バランス:成長期の子どもに必要な栄養素(タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラル等)をバランス良く含んでいるおやつを選ぶ。 

【組み合わせ例】
牛乳+バナナ 
おにぎり+小魚 
シリアル+牛乳 
チーズパン+野菜ジュース
蒸しさつまいも+牛乳 

②食品添加物:添加物(着色料、香料、保存料等)が、なるべく少ないものを選ぶ。原材料表示をよく確認し、シンプルな材料でできているものを選ぶのがおすすめ。 

③糖分:糖分の摂り過ぎは、虫歯や肥満の原因になる。砂糖や甘味料の使用量が少ないものを選ぶ。果物や芋類など、自然な甘さのおやつを選ぶのもよい。 

④脂質:油分の多いおやつは、肥満や将来の生活習慣病の原因となる。また、少量でカロリーが高いため、次の食事に影響を与え、必要な栄養素の不足につながってしまう。 

⑤塩分:塩分の摂り過ぎは、高血圧や腎臓病のリスクを高める。塩分控えめのおやつを選ぶ。市販のおやつは、塩分が多い傾向があるので注意が必要。
PDFはこちらから(中殿こども園のフレンチトーストのレシピ付き)

ゆっくりよく噛んで食べよう

2025-06-02
食べることは、子どもたちが成長する上で、最も大切なことの一つです。健やかな体を作るだけでなく、心の発達にも大きく関わっています。中でも、「よく噛んで、ゆっくり味わうこと」は、消化を助けるだけでなく、味覚の発達、さらには脳の活性化にもつながります。


ゆっくりよく噛んで食べるためのポイント

  1. 料理の工夫
    • 繊維が多い食材を使う
    • 好きな料理は大きめにカットしてかじり取る
  2. 食事中の環境
    • 食事に集中できる環境
    • 正しい姿勢で食べる
    • 会話を楽しみながら食べる
  3. 食事の習慣
    • 食事の時間を決める
    • 空腹を感じてから食べる
    • 味わって食べる
PDFはこちらから(中殿こども園のきんぴらごぼうレシピ付き)
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